高校生はヒーローに憧れる

高校生、特に男子はそのほとんどがスーパーヒーローに憧れる。
ことの流れはこうだ。何らかの障壁があり、何らかの挫折があり、何らかの覚醒があり、見事それは打破される。そこに同質の友人を含めても良い。


さて、現代の高校生のもっぱらの障壁とは、勿論受験である。
彼らはこの空前絶後の難敵に、そしてその幹部(定期考査)に、友と共に策を巡らせ、ある時は一身に突破し、ある時はケムを巻いて逃げる。そうして3年という”巻”を生き延びてきたので、受験でも当然そうなるだろうと思っている。


否、彼にはそれ以上に秘策がある。
彼は実はとてつもない力の持ち主であり、本当に心の底からそれを願えば、突如力が湧き、覚醒する手はずとなっている。なんといってもそれが、それがヒーローだからだ。金髪にはならないかもしれないが、敵を捻ることは何の所作もなく可能であろう。

「やればできる」。


さて、これが受験にとって非常に大きな罠であることを、念頭に置いて貰いたい。
話を終わらせるなら、「やれるならさっさとやれ」である。出来る出来ないは、結果からのみ語ることが可能である。打ち切りとなるか否かは3巻では決まらない。それはもっと早く、ややもすると一巻の終わりであるかもしれない。

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